第1138回 マーケティング創造研究会 | |||||
日 時 | 2015年7月16日(木)14:30~16:30 | ||||
テーマ | 「現状打破する思考技術 ~アナロジー思考を体感する~」 | ||||
講 師 | ビジネスコンサルタント 細谷 功 氏 |
今回は、ビジネスコンサルタントの細谷功氏にアイデア開発のための
「アナロジー思考」の考え方と実践について、グループ演習を交え、
ご解説頂 きました。
・遠くから借りてくる
・遠くのものや一見関係なさそうなものをを結びつける
・遠くのものとの「つなぎ方」がポイントになる
【例】
回転寿司 → ビール工場のベルトコンベアがヒント
マジックテープ → 野生ゴボウの実
【グループ演習】
自分の世界と似ているものの例え話で自己紹介する
・どこから借りてくるか
リアル←→バーチャル 仕事←→遊び 女性→男性 大人←→子供
人間→動物(機械) 家庭用←→業務用 自業界→他業界etc
・共通点の抽象度を上げるほど遠くから借りられる
・共通点のレベル
【グループ演習】
1.ゲームのアナロジー
2.いろいろなものをバイキング化する
・電気自動車とスマホの類似点
・パーソナルプリンターとエレベーター
・「替え刃」モデル
野生ゴボウの実からヒントを得てマジックテープが考案されたという話は
知っていましたが、回転寿司がビール工場のベルトコンベアからのヒントとは
知りませんでした。
アナロジー思考については漠然とした感じで知ってはいましたが、細谷講師の
アナロジー思考の論理を聞いて「なるほど!」と思い、興味を持ちました。
ビジネスだけではなく生活の面でもいろいろなアナロジーを考えると面白そう
だなと思いました。
また以前、研究会会員の方から協会の研究会に参加するメリットのひとつは、
「いろいろな講師の方々の話から他業界の情報を得られることだ」と言われたことを
思い出しました。
(マーケテイング共創協会 座間 忠雄)