(2014/2/6)第1106回 マーケティング創造研究会
テーマ 【終了】「定点観測(ストリートファッション・マーケティング)」からみた消費者インサイトの今・未来
講師 株式会社パルコ「ACROSS」編集部 編集長 高野 公三子 氏
日時 2014年2月6日(木)14:30~16:30
参加費用 CMSメンバー(年間参加権契約メンバー):チケット制
情報会員 ―1名様10,500円
一  般 ―1名様15,750円
     【請求書到着後、銀行振込み】
場所 ハロ-会議室 茅場町【いつもと会場が違います。ご注意願います。】 <東京都中央区日本橋茅場町2丁目9−5 日進ビル3階> 

◆若者のファッション・カルチャーのトレンドと未来予測◆

渋谷・原宿・新宿の街頭で若者のファッションとカルチャーを30年以上定点観測されてきた
「ACROSS」編集部の高野編集長をお招きし、ストリートファション・マーケティングの立場
から消費者トレンドをご解説いただき、未来を予測していただきます。


【講師よりメッセージ】
00年代以降のマーケティングの急激な“IT化”により、ファッションに限らず、
さまざまな業界で商品やサービスのコモディティ化に拍車がかかり、
結果的に、生活者の価値観や時代の先がみえにくくなった、と嘆く声が聞かれます。

その反動からか、テン年代に入り、デザインのプロセスにおいて
現場志向の発想を促すためのフィールドワークやワークショップの重要性が
見直されていますが、マーケティングにおける活用法は確立されているものが
まだ少なく、なかなか機会もなければ時間もない、というのが現状ではないでしょうか。

そんななか、1980年8月より毎月、渋谷・原宿・新宿の街頭で若者のファッションと
カルチャーをリサーチする「定点観測」を(淡々と)行ってきた「ACROSS」編集部が、
今の時代の生活者のリアルと未来を予測! 本格的なテン年代を生き抜くアイデアの
ヒントをご提供します。

*お役立ちの「チャート年表」付き

【アジェンダ】
① はじめに

② 「定点観測」(ストリートファッション・マーケティング)の方法とステップ
 ・ プレサーベイ
 ・ テーマ設定と情報共有
 ・ デプスインタビュー
 ・ 分析 〜KJ法とマトリックスの作成
 ・ 世代分類と時代解釈

③「定点観測」(ストリートファッション・マーケティング)からみたトレンド
 ・ イノベーション曲線の限界と都市論の変化
 ・ 多元化するターゲットと多様化するトレンド

④「定点観測」(ストリートファッション・マーケティング)からみたトライブ(族)の分析〜
 ・ 女性編
 ・ 男性編
 ・ その他
 

< 高野 公三子 講師のプロフィール >

株式会社パルコ「ACROSS」編集部 編集長

■略歴

マーケティングのシンクタンク、ファッション業界誌を経て、1992年(株)パルコに入社。
マーケティング雑誌『アクロス』編集室の編集記者として、東京の若者とファッションを
観察・分析する「定点観測」をはじめ、雑誌・メディアや女性のライフスタイルの研究を行う。
同誌休刊後、2000年秋にウェブマガジン『WEBアクロス』として新創刊。編集長に就任。
2005年に『ACROSS』に改名。
以後、「ストリートファッション・マーケティング」をコンセプトに、
トレンド提案や外部企業や研究所などからのリサーチ・コンサルティング業務などを行っている。
2014年04月に定点観測は400回(33年)を迎えるのでイベントを企画中。
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科博士課程前期課程修了。
文化学園大学非常勤講師。

 

▽専門:ファッション社会学、メディア論、クリエイティブマーケティング、
フォールドワーク論、消費行動分析など。

 

■著作物(共著)(※リンク先は出版社の書籍情報です。)

ジャパニーズデザイナー』伊藤忠ファッションシステム編[1999.08]ダイヤモンド社
ファッションは語りはじめた-現代日本のファッション批評』西谷真理子編[2011.08] フィルムアート社
(「ファッション≒ストリートカルチャーだった90年代を再考する」、年表他)

 

■その他活動情報

文化学園大学非常勤講師
日本流行色協会ウィメンズアパレル専門員
社会デザイン学会ファッションビジネス学会
毎日新聞に「流行の目・ストリート」を連載中。
・ 趣味は「視察」!

 
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