テーマ | 【終了】 絶望の国の幸福な若者たち―同世代の講師が語る新”若者論”― | |
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講師 |
東京大学大学院総合文化研究科博士課程在籍 慶應義塾大学SFC研究所訪問研究員(上席) 有限会社ゼント執行役 古市 憲寿 氏 |
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日時 | 2012年2月9日(木) 14:30~1630 | |
参加費用 | 会員―2名無料 追加1名につき10,500円 購読会員―1名10,500円 非 会 員―1名15,750円 |
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場所 | 銀座ブロッサム 7F 「マーガレット」 地図 |
今回は、年配者が語る“上から目線”の若者論が多い中で、同世代が語る新若者論として「絶望の国の幸福な若者たち」を著し、注目されている標記古市講師(26歳)をお招きして、下記内容についてご解説頂きました。 (以下古市講師からのメッセージとアジェンダです。) 【全体の講義内容について】 「若者たちの消費離れ」という声がいたるところで聞こえてきます。 だけど本当に若者たちは何も買っていないのでしょうか? ただ単に若者たちのニーズを捉えられていないだけなのではないのか? 各種データや、マクロな時代観察に基づいて「若者と消費」について考えていきたいと思います。 |
(1)若者がモノを買わないって本当? | |
1.若者の「自動車離れ」「ビール離れ」「海外旅行離れ」 2.データから見えてくる若者たちの消費事情 3.若者の消費離れの真犯人 |
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(2)若者たちは「村人」である | |
1.自己実現のための消費から、村の寄り合い費型消費へ 2.共感至上主義の時代 3.女性化する若者たち |
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(3)遠足型消費の時代 | |
1.遠くの海外旅行よりも近くの非日常 2.いつの時代も「モノが売れない」 3.日常と非日常の狭間にあるキラキラしたものたち |
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(4)「若者と消費」たちの未来 | |
1.「若者」って一体誰だ? 2.ポスト大量生産・大量消費時代 3.「小さな時代」の「小さな消費」たち |
< 古市 憲寿 講師のプロフィール >
東京大学大学院総合文化研究科博士課程在籍 慶應義塾大学SFC研究所訪問研究員(上席) 有限会社ゼント執行役
1985年東京都生まれ
専攻は社会学。大学院で若者とコミュニティについて研究を進める傍ら、コンサルティング会社でマーケティング、IT戦略立案等に関わる。
<最近の著書>
「希望難民ご一行様」(光文社新書)
「絶望の国の幸福な若者たち」(講談社)
「遠足型消費の時代」(共著、朝日新書)
「上野先生、勝手に死なれちゃ困ります」(上野千鶴子氏との共著、光文社新書)