（2023/3/15）第1303回マーケティング創造研究会【田村 茂 氏】

テーマ	CMS モスバーガーのブルーオーシャン“風”戦略からの学び―存在意義を作り続ける価値創造企業―
講師	office igatta 代表 田村 茂 氏
日時	2023年3月15日(水) 14:00～16:00＋放課後座談会
参加費用	ＣＭＳメンバー（自由参加料）：お申込時に金額提示 ＣＭＳメンバー（固定参加料）：チケット制 一　　般　―1名様15,000円（税別） 　　　　　【請求書到着後、銀行振込み】 ★お申込みのキャンセルは、3月12日（日）23時59分まで HPの「参加取り消し」またはメールで承ります。
場所	Webライブ配信＋会場開催（中央区）予定　(お申込みの方にセミナーURLをお知らせします)

■概要：モスバーガーの創業期から成長期のブランド形成期におけるストーリーを紹介する。
ブルー・オーシャン戦略理論が2005年に世に出る以前より、モスはその理論に極めて近い戦略を取って、
ハンバーガー業界において「新市場」を開拓した。
アメリカ型のファストフードセオリーから外れた「知恵」で、日本的な食らしさの外食業を創りあげた。
それは現在でも色あせない企業文化となって、逆境に対し強い体質を持つ。
その背景にある、理念、マインド、独自のマーケティング、人・組織創りなど「独自性」のやり方を紹介し、
企業において、変えてはならないもの、変えるべきものを考察する。

■ポイント
・まずは心ありき「モスの経営理念」（心プラス科学）
・経営資源の乏しい会社の経営戦略
・ブルー・オーシャン”風”「創業期」のマーケティング
・風土の形成「モスらしさ」の醸成（マインド、人材育成）
・使命感が創る「プライド」と「ブランド」（ブランドは人の心から染み出るもの）
・リーダーの役割「モチベーションクリエイター」
・理念を風化させない「競争定義の見直し」
・経営者のロマンが良き「風土」を創る
・どんな業態もホスピタリティマインドが不可欠(サービスとホスピタリティの違い）
・ブランドロイヤルティに影響を与える「らしさ」と「つもり」の違い

< 田村 茂 講師のプロフィール >

office igatta 代表
元モスフードサービス専務取締役、office igatta 代表。
1952年、岩手県大船渡市生まれ。
日本大学経済学部在学中、モスバーガー創業者・櫻田慧と知り合い、モスバーガー１号店でアルバイトを始める。
大学卒業後、大手都市銀行に入行するが、１０か月後に（株）モスフードサービスに転職。
店長、ＳＶ、営業部長等を歴任。1987年には商品開発部長としてモスライスバーガーを開発。
その後、取締役商品部長、取締役専務執行役員ＣＯＯを経て、2011年に専務取締役に就任。
専務退任後は特別顧問を務める。2017年にモスフードサービス退社。
現在は、office igattaの代表として、また（一社）流通問題研究協会特別研究員兼北海道地域フード塾講師など、
食関連企業を含めた小売り・サービス業などのマーケティングやチェーンビジネス、
サービスマインドの研修や講演を行っている。

著書に「外食マネージャーのためのぶれないプライドの創り方」（同友館）がある。