(2011/4/22)第1056回 マーケティング創造研究会
テーマ |
【終了】 消費を決める嗜好とは何か!?―最新の脳・神経科学から― |
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講師 |
一般社団法人マーケティング共創協会 研究主幹 廣中 直行 氏
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日時 |
2011年4月22日(金)14:30~16:30 |
参加費用 |
研究会会員-2名無料 追加1名につき10,500円
購読会員-1名10,500円
非会員-1名15,750円 |
場所 |
銀座ブロッサム 7F 「マーガレット」 地図 |
最近は脳・神経科学を商品開発やマーケティングに生かそうとする試みが 盛んになり、興味深いトピックも出ています。しかし本格的な応用の前に、 様々な知識を整理し、脳科学の基本を理解する必要があるともいわれます。 今回は、「人はなぜハマるのか?」「やめたくてもやめられない脳」などを著し、 人間の持つクセを知り尽くした研究者、標記廣中講師をお招きし、 「脳の構造と機能の基本知識」、消費行動、商品・ブランド選好などに 密接に関わる「人間の情報処理のクセ・嗜好」についてご解説いただきました。 1)急速に発展した脳・神経科学の現状と問題点 ・研究現場・成果と実社会のニーズの隔たり。 ・局在論と全体論、捏造感など。 2)脳の構造とはたらき: ・脳の構造と進化:(低次」の脳と「高次」の脳、情動、プラセボ効果など) ・脳の動作原理:(認知神経科学による「ヒトの情報処理のクセ」、 安定・変化・首尾一貫性など各種傾向と最新知見と理論) 3)脳の柔軟性と人間存在:「ハマル」「ノメリコミ」のメカニズム 4)今後の展望:「あらゆるものが嗜好品化する」と言われる今日、 ・消費者が求めるもののポイントは。 ・KW:報酬探索、美と快、祝祭性、個性、クスリ,買い物,人間関係…
< 廣中 直行 講師のプロフィール >
一般社団法人マーケティング共創協会 研究主幹
昭和31年、山口県生まれ。
東京大学文学部心理学科卒業。医学博士
実験動物中央研究所、理化学研究所脳科学総合研究センター、科学技術振興機構ERATO潜在脳機能プロジェクト等で勤務。
現在は新薬の開発支援、薬物依存のメカニズムと治療に関する研究、低身長児の発育に関する研究などに従事。
【著書】
アップルのりんごはなぜかじりかけなのか?(光文社新書)
やみつきの力(光文社新書)
依存症のすべて(講談社)
心に効く薬の正体(ベスト新書)など