(2012/7/31)第1076回マーケティング創造研究会
テーマ 【終了】 行動経済学からみた消費者行動 -経済(市場)は感情で動いている-
講師 明治大学大学院 講師 友野 典男 氏
日時 2012年7月31日(火)14:30~16:30
参加費用 会  員-2名様まで無料 追加1名様につき10,500円
情報会員-1名様 10,500円
非 会 員-1名様 15,750円
場所 ハロー会議室 新富町 地図

今日の経済学においては、「経済人」(ホモ・エコノミカス)という
超合理的に行動する人間像を想定して理論を構築してきました。
しかし、近年、“人間は限定合理的である”“人間の意志決定には感情が
果たす役割を無視できない”という視点から新しい光が当てられています。(行動経済学)
今回は、行動経済学研究者として著名な友野先生をお招きして
下記内容についてご解説頂きます。

1.序論:行動経済学の誕生
  ・経済学と心理学の復縁
  ・人は限定合理的に行動する
2.「直感」の働き
  (ヒューリスティクスとバイアス、アンカリング効果、情報処理の二重プロセスetc)
3.人はリスクのもとでどのような判断をするか(プロスペクト理論)
4.「持っているもの」へのこだわり(プロスペクト理論の応用)
5.選好はうつろいやすい
  ・フレーミング効果と選好の形成
  ・選択肢は多いほどよいのか

行動経済学での研究知見や実際例(実験例)は
消費者行動を理解する上で大変役に立つと思います。
皆様のご参加をお待ちしております。
 

< 友野 典男 講師のプロフィール >

明治大学大学院 講師
1954年埼玉県生まれ。
早稲田大学商学部卒業、同大学院経済学研究科博士後期課程退学。
明治大学短期大学教授を経て、2019年まで明治大学情報コミュニケーション学部教授。
現在は、明治大学大学院講師。
専攻は行動経済学、ミクロ経済学。

主要著訳書:
『感情と勘定の経済学』(潮出版社,2016年)
『行動経済学-経済は「感情」で動いている』(光文社新書,2006年)
『慣習と秩序の経済学』(訳書 日本評論社,  2008年)
『ダニエル・カーネマン 心理と経済を語る』(監訳:楽工社,2012年)他。
 

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