Zama talk

2013年05月15日
「母系新3世代消費の構造-母と娘の幸せ研究室から」 植田 奈保子 氏
 第1089回 マーケティング創造研究会
日 時 2013年5月15日(水)14:30~16:30
テーマ 母系新3世代消費の構造-母と娘の幸せ研究室から
講 師 株式会社 リビングくらしHOW研究所 所長 植田 奈保子 氏

▼地域生活情報紙「リビング新聞」グループがもつ読者組織「リビングパートナー」を対象として、
60代・70代の母と40~50代の娘に焦点をあて、「母系新3世代の生活と消費」を
調査をされた植田講師にご解説頂きました。

・母娘の居住関係―近距離居住の増加傾向
・コミュニケーション―ほぼ毎日メールのやりとりをしている。
・実家に食事に行く頻度
・3世代での外食頻度
・3世代での旅行
・母娘間の贈り物
・母から娘へ流れる情報―育児・料理・マナー
・娘から母へ流れる情報―デジタル情報
・母娘関係と食品・キッチン・化粧品
・60代母と娘―一緒に楽しむ⇒「母娘」単位の市場
・母が70代になると母娘の関係、役割が変化する
 
▼以上から、「母娘」単位の市場を新たな市場としてとらえ、
特に娘側にどのような情報を流したら有効なのかを考えてゆくことが大事になる。

今後、研究所としてもメーカーの皆様方と一緒に「母娘マーケット」について
考えてゆきたい、と結ばれました。

(マーケティング共創協会 座間 忠雄)

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