Zama talk

2014年02月20日
「アイトラッキングで捉える、消費者の無意識とは ~活用事例からの可能性と課題について~」 蜂巣 健一 氏
 第1107回 マーケティング創造研究会
日 時 2014年2月20日(木)14:30~16:30
テーマ

アイトラッキングで捉える、消費者の無意識とは ~活用事例からの可能性と課題について~

講 師

トビー・テクノロジー・ジャパン株式会社 代表取締役社長 蜂巣 健一 氏


 アイトラッキングは、人がどこを見ているか(眼球がどこを向いているか)を測定する技術です。アイトラッキングは、商品パッケージや商品棚割の調査、Webサイトやスマホのユーザビリティテスト、広告調査などにおいて消費者の無意識をとらえる効果的な調査手法として使用されています。

 今回は、数多くのアイトラッキング調査を実施されているトビー・テクノロジー・ジャパン(株)代表取締役社長蜂巣健一氏をお招きして、事例を交えてご解説頂きました。
 



・アイトラッキングとは何か―原理とメカニズム
・アイトラッキング技術の活用領域
・アイトラッキング装置のタイプ
(調査目的によって使い分ける)
・視線データの“可視化”から“分析”へ
・視線データの分析

 (アイトラッキングで全てが わかる訳ではない。
 他の方法(インタビュー、アンケート)と組み合わせて精度を上げる。
 第一段階~第四段階)
・複数の生理計測を組み合わせた”予測モデル”(脳波、発汗、心拍、唾液)
 



 いま消費者が言葉では表現できない無意識や本音をいかに知ることができるかが大きな課題になっています。蜂須講師も「複数の生理計測を組み合わせた”予測モデル”」の中で“本丸は脳だ”、“意味的な解釈が必要”とおっしゃていました。アイトラッキングによって消費者の無意識が可視化されても、それをどう解釈するかが重要になるということだろうと思います。

(マーケテイング共創協会 座間 忠雄)


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