Zama talk

2015年04月23日
「味の素グループの海外コンシューマーフーズ事業の展開 ~現地に根ざしたマーケティング」黒崎 正吉 氏
 第1132回 マーケティング創造研究会
日 時 2015年4月23日(木)14:30~16:30
テーマ 味の素グループの海外コンシューマーフーズ事業の展開
~現地に根ざしたマーケティング
講 師 味の素 株式会社 食品事業本部 海外食品部長 黒崎 正吉 氏


 今回は、味の素(株)食品事業本部海外食品部長の黒崎正吉氏を講師にお招きして、
味の素グループの海外コンシューマーフーズ事業の展開についてご解説頂きました。





(主な内容)

    

1.海外食品事業の概要


・当社のグローバル展開
 ―26の国と地域に拠点を置く
 ―人口1億人超国への進出
 ―海外コンシューマーフーズ事業の位置づけ
  ・海外事業の売上高 全社の48%、営業利益 全社の47%(2014年3月期)
  ・海外コンシューマーフーズ事業トレンド(2003年度~2013 年度)
  ・製品別・エリア別売上高 調味料が74%、アジアが77% 

  

 2.海外食品事業の2014年~2016年中期経営計画


・味の素らしい真のグローバル食品企業を目指す
・海外食品事業におけるASVの考え方(Ajinomoto Shared Value)

  

 3.海外食品事業の基本戦略と展開


・各国毎に違うエリアマーケテイングの発想
・他社にまねできない独自の技術、独自の素材
・届ける力(営業)
・「あったらいいな!」を具現化する
・将来を読み、チャレンジする
・各国でのTVコマーシャルの紹介

<質疑応答>
・進出地域の選定基準は?
・現地での味の素さんに対する認識は?
・生産拠点の考え方は?
・R&D/海外で開発か、日本で開発か?
 




 海外事業の売上高が全社の48%、営業利益が同47%というお話を伺い、正直驚きました。
まさにグローバルの時代なのだ、と思いました。

 タイ、ブラジル、ナイジェリア、ペルー等々での事例を折り込んでグロ-バルな展開を
ご紹介頂きましたが、それぞれ国民の生活状況や生活意識さらには食生活事情が異なる中
での活動には大変なエネルギーと熱意が必要だということをあらためて感じました。

(マーケテイング共創協会 座間 忠雄)


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