Zama talk

2016年07月06日
「行動経済学で知る「無意識で買う」顧客のとらえ方」橋本 之克 氏
 第1159回 マーケティング創造研究会
日 時 2016年7月6日(水)14:30~16:30
テーマ 行動経済学で知る「無意識で買う」顧客のとらえ方
講 師 株式会社 アサツー・ディ・ケイ 第1アクティベーション・プランニング本部
プランニング・ディレクター 橋本 之克 氏


今回は、株式会社アサツーディ・ケイ 第1アクティベーションプランニング局
プランニング・ディレクター 橋本之克講師に「行動経済学で知る『無意識で
買う』顧客のとらえ?」についてご解説頂きました。


(主な内容)



◆行動経済学が描く人間像

-人間に”不合理な判断”はあっても不思議ではない!



◆なぜマーケティングに行動経済学を活用するか?

-情報量は、人間が処理できる限界を超えて増加し続けている



◆行動経済学とマーケティング

-「無意識の消費行動」「不合理な消費行動」などを扱う新たなアプローチも重要!



◆行動経済学のキーワード

・ヒューリスティクス
・プロスペクト理論
・フレーミング効果



◆マーケティングモデルを行動経済学でとらえ直す



◆行動経済学によるヒット商品分析




2012年7月定例研究会で明治大学の友野典男教授に「行動経済学とは何か」
についてご解説頂きましたが、今回の橋本講師には身近な事例を折り込んで
「行動経済学で知る消費者行動」についてお話し頂きました。

経済学は長年、人間を「理性を基本にして行動する存在」と規定してきました。
それに対して人間には思い込みや思い違いによって行動することがままある
ということを重視したものが行動経済学です。

橋本講師の挙げた身近な人間行動の事例には“なるほど、そうだよな”という
感を深くしました。
いまマーケティングの世界では、「消費者の無意識や本音をどのようにして
とらえるか」が大きな課題になっています。
そうした意味でも今後の行動経済学の深化、発展が期待されます。



(マーケティング共創協会 座間 忠雄)


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